Actions 社会活動

岩手県釜石市の避難所を慰問(2011年5月)

Each Feelings 2012 広島

Each Feelings 2013 岩手(大槌)

Each Feelings 2014 広島

Each Feelings

"Each Feelings"は、広島県出身のシンガーソングライター・玉城ちはるが主宰するピースコンサートプロジェクトです。戦争の悲惨さを実際に体験した語り手が徐々に少なくなる中、次世代にも平和の大切さを語り継いでいきたいという思いから、2010年に玉城ちはるが始めた小さな活動でした。そんな頃、玉城ちはると出会い、一人で奔走するその姿に心を動かされ、気がつけば翌年の夏には、炎天下の広島で一緒にチラシを配っていました。

平和記念日の前日に広島でピースコンサートを開催するという形で根付くことになった"Each Feelings"。声高に「戦争反対」「核廃絶」と訴えかけるのではなく、一人ひとりが「自分にとっての平和」を考えることを主眼としたこの活動は多くの共感を呼び、賛同者・協力者を集めながら活動を広げていくこととなりました。

2011年の東日本大震災の際には、炊き出しなどのボランティアを行い、被災者のみなさんの花見に参加、即興のライブも披露しました。その出会いが縁となり、翌年からは大槌町吉里吉里で、"Each Feelings 岩手"として無料コンサートを開催するなど、被災地との行き来を続けています。

現在では、広島の大学生を中心とした若いボランティアが中心となり、「平和のために自分たちができること」を考え議論しながら、自発的な活動を継続的に行っています。

Each Feelingsの活動については公式サイトをご覧ください。

竹鶴酒造(広島県竹原市)にて

開演前と休憩中のお酒の試飲

能 『紅葉狩』

杜氏と能楽師の対談

能楽師と杜氏を囲む懇親会

和氣乃會

ワキ方下掛宝生流の能楽師・御厨誠吾氏との出会いは、弊社が当時経営していた居酒屋「純米酒 三品」にて。伝統文化について熱く語り合う客と店主(坂嵜)は次第に意気投合。御厨氏の「能も日本酒も日本の大切な伝統文化。ともに魅力を伝え合うようなことができないだろうか」という積年の思いに共鳴し、伝統芸能にも造詣の深い大塚酒店の横山京子氏とともに「和氣乃會」を発起することになりました。

能楽と日本酒のファンに向けて双方の伝統文化の本質を見直し、理解を深めるイベントの開催を目指すなかで、酒造界でもとりわけ古来伝統の酒造りを追求する竹鶴酒造の杜氏・石川達也氏に協力を依頼。一年がかりで準備を進め、2014年9月4日・5日に二夜連続で「能とお酒の夕べ〜饗宴」を開催するに至りました。杜氏と能楽師の対談、開演前と休憩中にお酒の試飲を盛り込み、能の公演としては斬新な内容でしたが、当日は開場前にチケット完売、満員御礼となりました。また両日の終演後には、能楽師と杜氏を囲む懇親会が「金田中 草」で催され、伝統文化の担い手とファンが一体となり盛り上がりました。

和氣乃會では、歴史的にも切り離せない日本の芸能と酒の伝統を、次世代に受け継ぐ活動を今後も定期的に企画していく予定です。

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